キラキラ育児まにあ

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あかいみはじけた!

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おやすみ前に全員がチュ!とするのが決まりの我が家。

 

チュウと言っても、2歳の我が子のファーストキスを守るため鼻と鼻のミッキーチュウしか教えていません。

 

その晩もみんなでおやすみ〜チュ!チュ!としていると、これまたありがちな事故が起こった!

 

旦那にチュウしに行った娘が勢いあまって唇同士でキスしてしまったらしい。

 

『おわっ!!!!しまった!♡』

よろけた旦那はしばしポワーン。幸福状態に突入。からの一言

 

旦那『あかいみはじけた・・』

 

私『は?!笑笑』

 

旦那『え?【赤い実はじけた】知らんの!?あの名作を!!!!教科書に載ってた、耳をすませばに並ぶ思春期物の名作やぞ!』

 

赤い実はじけた とは?

赤い実 はじけた

赤い実 はじけた

 

旦那が小学生のころ、教科書で読んだお話らしく、3X歳になった今でも心に残る名作らしい。

小学校上級以上向けの児童書。思春期に差し掛かった少年少女の恋心の真摯な話です。

パチン。そのとき,6年生の綾子の胸の中で,何かがはじけた。同じクラスの哲夫が,実家の魚屋を手伝っている姿を目にしたときだった。哲夫とは1年生から一緒で,それまで何も感じなかったのに。それどころか,どちらかというと「声が大きくて,ちょっと怖いな」としか思わなかったのに……。
「不思議なのよ。綾ちゃんも,いつか赤い実がはじけるわよ」
いとこの千代が言っていたのは,このことだろうか。

(引用:http://www.mitsumura-tosho.co.jp/chronicle/timetravel/s/6_01_akaimi.html

この話は短編集の一話。

誰もが心の中に『小さな実』が沢山あり、様々な経験をする毎に色づいていくという。

 

旦那が言っていた『赤い実はじけた』はまさに初恋に気づいた瞬間の小学生の頃のドキドキが表現されたお話。初恋で赤く色づいた実がパチン!とはじけた瞬間です。

 

この短編集には様々なストーリーが描かれています。
初恋に気づいた瞬間、人と違っていていいことに気づいた瞬間、自分の中の強さに気づいた瞬間、自分が本当に好きなものに気づいた瞬間。


大人になった今では懐かしくてとても大切な瞬間ばかり。

小学校高学年〜中学生の頃の甘酸っぱくてもどかしい気持ちが思い出されます。

 

編集エピソード

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この物語についての編集エピソードが光村図書のホームページ(http://www.mitsumura-tosho.co.jp/chronicle/timetravel/s/6_01_akaimi.html)に紹介されています。

 

光村図書の編集者さんが

「今の子どもたちの身近な世界を教科書に載せたい」「初恋ストーリーはどうだろう」という議論の中で、書きおろしを依頼しようということになったそう。

 

そこで名前が挙がったのが名木田恵子さん

この名前を聞いてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか?

こんなすごい人が教科書のために書き下ろしていたとは!

 

名木田恵子(なぎたけいこ)さん

漫画原作者として

名木田恵子

水木杏子(みずき きょうこ)、

加津綾子(かず あやこ)

香田あかね(こうだ あかね)

の複数ペンネームでの活動時期もあるそう。

 

私たちに1番馴染みの深い作品は何と言っても『キャンディ・キャンディ

水木杏子名義で原作を担当した作品です。

 

コバルトで大人気の作家、名木田恵子さんでしたが、「果たして初恋ストーリーが教科書教材になるだろうか」と不安の声も編集部内で挙がっていたそう。

 

担当編集者が打ち合わせの際に「なぜ子供たちの恋愛ストーリーを書くのか?」と質問するとこんな答えが返ってきたそうです。

 「子どもって,誰かを好きになっても,何か成就できるわけではないでしょう? 結婚するとか,一緒に暮らすとか。それでも,『あの子のことが好き』という思いは止められない。だから,そんな子どもたちを応援したいの。『その気持ち,わかるよ。きっと,こんなふうじゃない?』って。そう思いながら,作品を書いているのよ」 

(引用:http://www.mitsumura-tosho.co.jp/chronicle/timetravel/s/6_01_akaimi.html

 本当にその通り、あの頃は分からないことだらけ、一生懸命ジタバタ悩んで恋愛に必死でした。そんな時に少女漫画やコバルトを読んで「こんな気持ちもあるのか」「男子もこんな風に考えているのか」とドキドキしていたことを思い出します。

 

こんな素敵な方が教科書の為に書き下ろしていたなんて、羨ましい。

 公立小学校の教科書は基本、各都道府県の教育委員会が選定している為、私のように知らない人がいるのも納得がいきますね。

 

 最後に

読んでみると教室での友達同士の会話や交換日記、放課後、自分が小中学生の時に感じていた雰囲気そのままに描かれていて、作者は小学生なんじゃないかと錯覚しそう。笑

自分はもう戻れないけれど、この時期のドキドキもどかしい想い、キラキラした時間を自分の娘には沢山経験していってほしいなと思う今日このごろです。